今日は「のどやかさん流カプリチョーザ風ニンニクとトマトのパスタ」です。
どうも以前の記事にちょっとカプリチョーザの話を書いたため、カプリチョーザ、ニンニクとトマトのパスタで検索にひっかかるらしく、見に来てくれる人がいるみたいだけども、全くなんにも無いのも悪いので作ることにしました。
でもあくまで「のどやかさん流カプリチョーザ風ニンニクとトマトのパスタ」なんで、残念ながらカプリチョーザのニンニクとトマトのパスタそのままを食べたい人のお役にはたちません。すみません。きっぱり。
食べたい人はカプリチョーザに行くべきだと思うわけです。それがお店の意義かな~と。
でもせっかく自分で作るんだから、カプリチョーザに出来るだけ近く、かつカプリチョーザよりも美味しく作りたい。カプリチョーザのニンニクとトマトのパスタのポイントは甘みだと思います。ただどうも甘味料の甘さを感じる気がするので、ここは出来るだけ自然な甘さを引き出して作りたい感じ。
■レシピ
1、玉ねぎ1個をすりおろします。さらにニンニク2片をすりおろします。せっかくのニンニクのパスタなので、甘みのポイントはニンニクで出したい。じつはニンニクはとても糖度が高いんです。そこらへんの果物よりも糖度は高いんだけど、辛味も強いのでなかなか気付かない。その辛味をしっかり抜くためと甘みを出すためあらかじめすりおろして炒めます。
2、ベーコンを適量、超細かいみじん切りにします。カプリチョーザのこのパスタには入っていないはずですが、少量で作ることと、甘みを出すという点から、入れておきたい。これでコクを出したいと思います。1,2をオリーブオイルで炒めます。
3、キツネ色になるまで炒める必要はないと思います。適当に炒まったら、白ワインでフランベ。ここでみりんを入れます。一応、のどやかさん流の一番のポイントはこのみりんです。みりんはドボドボっと入れて下さい。ドボドボドボは入れすぎです。
4、トマトのホール缶を入れ、コンソメ(マギーブイヨン)1個、バジルとオレガノを加え、トマトを手早く潰しながらトマトの酸味が消えるまで火にかけます。今回はトマトジュース漬けのホールトマトを使いましたが、それでも煮詰まりすぎてソースの量が少なく感じたので、さらにトマトジュースを1缶入れるほうがいいと思います。
5、ニンニク1片をスライスして投入。チリパウダー(一味唐辛子でもOK)を軽く振り、ケチャップを隠し味程度に加え、ソースを酸味が消えるまで煮込んだところで、塩加減を調節します。
6、仕上げに牛乳をコップ半分程度加え、少し火を通したところに、粉チーズを大量に投入して一混ぜしてソースの完成。
パスタは、ママーなんかじゃなく出来るだけ向こうのメーカーのパスタを使ったほうが雰囲気出るかな。ママーじゃモチっとしすぎると思います。茹で加減は、少し固めのほうがカプリチョーザに近い感じかなと思います。
本格的にいきたい人はチリパウダーではなく、はじめに鷹の爪を玉ねぎなんかと一緒に炒めてオリーブオイルに辛味と風味をうつして作って下さい。
ちょっと煮詰まりすぎて、ソースがカプリチョーザのより少ない感じに仕上がっちゃいました。
もう一品はボンゴレ・ビアンコ。
■レシピ
1、あさりを砂だししておきます。ニンニクをみじん切りにします。
2、フライパンにオリープオイルをたっぷり入れ、ニンニクのみじん切りを加え火にかけます。
3、手早くあさりを投入し、塩をパラパラっとふり掛け、強火でカラカラと炒めます。しばらくすると貝が開きだすので、白ワインを加え、一気に火を通します。
4、全て火が通って貝が開けば完成。あさりは火が通り過ぎると、小さく固くなるので、パスタの茹で上がりに出来るだけ時間を合わせて作ってください。仕上げにパセリを。
トマトとニンニクのパスタは、上でも書いたように、トマトジュースを1缶加えてたほうがもっとカプリチョーザっぽく仕上がったかなと思います。もう少し改良の余地はありそうですので、また思いついたらUPさせて頂きます。
粉チーズは、普通に市販の粉チーズでいいと思います。出来るだけたっぷりと入れて下さい。牛乳は、かわりに生クリームでもいいかなとは思いますけど、カロリーなんかを考えると牛乳で十分かな??
なかなか美味でした。一応上のレシピで2人分です。3人以上の場合は、がっつり上の分量の2倍で作るほうがいいと思います。(分量とかたいして書いてませんが・・・)
と、こんな感じです。ちょびっとでも参考になれば幸いですm(__)m